内容
オラクル社から発表されているとおり、2018年9月にリリースされたJava11以降、Oracle JDKは有償となり、LTS(Long Term Support)モデルへ移行します。
参考:JDKの新しいリリース・モデルおよび提供ライセンスについて
http://www.oracle.com/technetwork/jp/articles/java/ja-topics/jdk-release-model-4487660-ja.html
上記のオラクル社の発表を受け、以下の対象製品・バージョン以降については、同梱するJavaを順次、無償で提供されるOpenJDK(11以降)に変更します。
- インストーラーで使用している Java についてはインストール時の一時利用となるため、OpenJDKへの変更は行いません。
OpenJDKに対応する製品とバージョンについて
製品ブランド | 製品名 | バージョン | 対応時期 |
---|---|---|---|
Dr.Sum | Dr.Sum | Ver. 5.1 | 2019年3月15日にリリースしたVer.5.1から、長期サポート(Long Term Support:LTS)が提供されるAdoptOpenJDKに変更しました。 |
Dr.Sum Datalizer | Ver. 5.1 | ||
Dr.Sum DataLoader | Ver. 5.1 | ||
Dr.Sum TextOLAP | Ver. 5.1 | ||
Dr.Sum Connect | 未定 | 次期バージョンではAdoptOpenJDK8を採用し、2021年夏頃リリース予定です。 なお、販売中のDr.Sum Connect製品に同梱しているJavaはOracle社の公式アップデート終了後も通常保守サービスと同様に、弊社にて原因の切り分けを実施し、製品に起因する問題の場合には、パッチを提供いたしますので安心してご利用ください。 |
|
MotionBoard | MotionBoard | Ver. 6.0 | 2019年2月6日リリース予定の Ver.6.0 初版リリースでは Java8 を採用いたします。 OpenJDK11の搭載を予定しておりましたが製品動作の安定を考慮しJava8の搭載といたしました。そのため本バージョンでは、OpenJDK11の対応は行いません。 Java8に対する不具合等は、MotionBoardの一部として取り扱いサポートいたしますので安心してご利用ください。 |
MotionBoard | MotionBoard | Ver.6.1 | AdoptOpenJDK11を採用しています。 |
注意事項
OpenJDK 11以降では、32bit版は提供されなくなるため、以下の製品・機能の動作環境は64bit OSのみとなります。
なお、MotionBoard Ver. 6.0 の初版はJava8を採用していますが、今後のJava11対応を見据え64bit OSのみとしています。
バージョンアップ時に64bit OSへの移行をご検討ください。
なお、MotionBoard Ver. 6.0 の初版はJava8を採用していますが、今後のJava11対応を見据え64bit OSのみとしています。
バージョンアップ時に64bit OSへの移行をご検討ください。
製品 | Ver | 対象機能 | 備考 |
---|---|---|---|
Dr.Sum | Ver. 5.1以降 | Administrative Tools | Administrative Toolsに含まれる一部の機能(※)が、32bit OS上では動作しません。 |
Dr.Sum | Ver. 5.1以降 | Development Kit | 32bit OS上でのJDBC Driverの利用、Java APIの利用はできません。 |
MotionBoard | Ver. 6.0以降 | MotionBoard Agent | 32bit OS上では対象機能は動作しません。 |
MotionBoard | Ver. 6.0以降 | MotionBoard Bridge Client | 32bit OS上では対象機能は動作しません。 |
MotionBoard | Ver. 6.0以降 | MotionBoard Client | 32bit OS上では対象機能は動作しません。 |
Open JDKに対応しない製品のご利用について
以下の製品には、無償のOracle Java(8以下)を同梱(他製品に同梱しているJavaの利用を含む)しており、今後、OpenJDK(11以降)への変更予定はありあせん。
製造元の通常サポート期間が終了したJavaを同梱している製品については、以下のサポートポリシーに基づき、Javaに依存する問題を除き、通常保守サービスを提供いたします。
Dr.Sum (旧:Dr.Sum EA)製品におけるJavaに関するサポートポリシー
MotionBoard製品におけるJavaに関するサポートポリシー
製造元の通常サポート期間が終了したJavaを同梱している製品については、以下のサポートポリシーに基づき、Javaに依存する問題を除き、通常保守サービスを提供いたします。
Dr.Sum (旧:Dr.Sum EA)製品におけるJavaに関するサポートポリシー
MotionBoard製品におけるJavaに関するサポートポリシー
無償のOracle Java(8以下)を同梱している製品
製品ブランド | 製品名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|---|
Dr.Sum | Dr.Sum | Ver. 5.0 | |
Dr.Sum EA | Ver. 3.0~Ver. 4.2 | ||
Dr.Sum Datalizer | Ver. 5.0 | ||
Dr.Sum EA Datalizer | Ver. 1.0~Ver. 4.2 | ||
Dr.Sum DataLoader | Ver. 5.0 | Dr.Sumに同梱しているJavaを使用 | |
Dr.Sum EA DataLoader | Ver. 3.0~Ver. 4.2 | Dr.Sum EAに同梱しているJavaを使用 | |
Dr.Sum TextOLAP | Ver. 5.0 | ||
Dr.Sum EA TextOLAP | Ver. 4.0~Ver. 4.2 | ||
Dr.Sum Connect | Ver. 5.0~Ver. 5.1 | ||
Dr.Sum EA Connect | Ver. 2.5~Ver. 4.1 | ||
Dr.Sum EA Visualizer | Ver. 3.0~Ver. 3.0SP1 | ||
Dr.Sum EA Reporting Server | Ver. 1.1~Ver.2.5 | ||
Dr.Sum EA MotionBoard | Ver. 3.0~Ver. 3.0SP1 | ||
MotionBoard | MotionBoard | Ver. 4.0~Ver. 6.0 |
お問い合わせ先
[各種お問い合わせ]-[製品に関するお問い合わせ]から、お問い合わせください。
入力フォーム「件名」に「(000016006)Dr.Sum/MotionBoard:製品に同梱するJavaの対応方針について」と入力してください。
更新履歴
日付 | 概要 |
---|---|
2018/10/22 | 公開 |
2018/10/23 | 「Open JDKに対応しない製品のご利用について」を追加しました。 あわせて、Javaを同梱している対象製品の記載箇所を変更しました。 |
2018/11/21 | MotionBoard Ver.6.0 の対応時期について更新しました。 |
2018/12/05 | MotionBoard Ver.6.0 のパッケージ版発売日変更に伴い、予定日を 2019年2月6日 に更新しました。 |
2019/1/31 | 「対象製品とバージョン」について、以下のとおり変更しました。 ・Dr.Sum Connectへの対応方針について更新しました。 ・Dr.Sum/DataLoader/Datalizer/TextOLAPの対応方針について、LTSを提供するOpenJDKを使用する方針であることを追記しました。 「注意事項」について、以下のとおり変更しました。 ・MotionBoard Ver. 6.0 がJava8 採用に伴う、動作環境方針を追記しました。 ・表外の「※」について、Dr.Sum Ver.5.1の新機能に関する補足情報を追加しました。 |
2019/03/15 | ・Dr.Sum への注意事項について、32bit OS上で利用できない機能を明記しました。 |
2019/04/15 | ・「無償のOracle Java(8以下)を同梱している製品」にDr.Sum Connect Ver.5.1 を追加しました。 |
2020/11/27 |
・「内容」の「OpenJDKに対応する製品とバージョンについて」にある MotionBoard Ver.6.0およびVer.6.1について更新しました。 ・「OpenJDKに対応する製品とバージョンについて」にある Dr.Sum Connect の「対応時期」を更新しました。 ・「無償のOracle Java(8以下)を同梱している製品」にある MotionBoardのバージョンを更新しました。 |