SVF EA Connect/SPA ETL Optionで、ファイルパスにネットワークパスを指定する方法を教えてください。
製品ブランド: |
SPA SVF |
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製品名:
SPA ETL Option
,
SVF EA Connect
バージョン: 9.3
,
10
SVF EA Connect、SPA ETL Optionで、入力先や出力先などのファイルパスにネットワークパスを指定する場合、ミラーアカウントの作成やサービス起動アカウントの変更、Universal Naming Convention(以降、UNC)表記法でのマウント設定を行う必要があります。
≪設定手順≫
- 接続先のコンピューターと DataSpiderServer をインストールしているサーバーの両方に、OS のミラーアカウント(ID、パスワードが双方のコンピューターで同一のアカウント)を作成します。
- 接続先のコンピューターで、マウント元のディレクトリを共有化し、手順「1」で作成した接続先のコンピューターのアカウントに、必要となる共有アクセス許可および NTFS アクセス許可を付与します。
- DataSpiderServerが起動している場合、サービスを停止します。
- DataSpiderServerのサービス起動アカウントを、手順「1」で作成したアカウントに変更します。
(1)Windows の[管理ツール] より [サービス] を開きます。
(2)対象サービスの右クリックメニューより、[プロパティ] を開きます。
(3)[プロパティ] 画面の [ログオン] タブにて、[アカウント] に手順「1」で作成したアカウントを指定します。 - DataSpiderServer のサービスを起動します。
- Dataspider Studio を起動します。
- DataSpider Studio の [コントロールパネル] - [マウント設定] - [マウント元] に、UNC 表記法を用いて、接続先コンピューターのディレクトリ名を指定します。
例:\\<コンピューター名>\<共有名>\XXXXXX...
―補足情報―
Active Directory を使用している場合、同一ドメイン内に、接続先のコンピューターと DataSpiderServer をインストールしているサーバーが存在していれば、手順「1」のミラーアカウントの作成は不要です。
ミラーアカウントの代わりに、双方で共通して使用可能なドメインアカウントを、手順「4」で指定してください。
―参考情報―
◎マウント
ヘルプの [開発ツール] - [コントロールパネル] - [マウント設定]
【対象バージョン】
・SVF EA Connect:Ver.9.3
・SPA ETLOption:Ver. 10.0、10.2
OS |
Windows |
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