データを折り返し出力する方法を教えてください
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SVF Cloud |
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データの折り返し出力 (改行出力) を行う場合、以下の 2 通りの方法があります。
■ 方法A:「リンクフィールド」機能を利用する方法
「リンクフィールド」機能にて、折り返し出力を実現する場合、折り返しを行うタイミングは2つあります。
・パターン1:フィールドの「印字桁数」より多い文字が渡り、フィールドに文字が収まらなくなったタイミング
・パターン2:改行コードなど、特定の文字のタイミング
複数行分のフィールドをあらかじめ並べて配置しておき、それぞれをリンクさせる(リンクフィールド)ことで、パターン1のタイミングで、折り返しが実現できます。
パターン2のタイミングでも、折り返す場合は、「デリミター」の設定が必要となります。
※ 「デリミター」の設定については、関連 ナレッジ「デリミターの設定手順」を参照ください。
≪手順例≫
1. 横書きのフィールドを縦に3つ並べて配置します。
仮に上から「Field1」「Field2」「Field3」とします。
2. 「Field1」の [リンク先のフィールド名] に「Field2」を指定します。
また、「Field2」の [リンク先のフィールド名] に「Field3」を指定します。
上記のように設定を行うことで、「Field1」に渡したデータの溢れた分を「Field2」、および「Field3」へ続けて出力させることが可能です。
≪特徴≫
・データが印字桁数を超えたタイミングや、デリミターに指定した文字のタイミングで、リンク先のフィールドに出力が遷移します。
・レコード上であれば1フィールドのみの配置で自動改行を行える「自動リンクフィールド」の機能も利用可能です。
■ 方法B:「テキストフレーム」アイテムを利用する方法 (グラフィックモード限定)
テキストフレームアイテムでは、領域内で折り返す形でデータを出力できます。
<SVF Cloud for Salesforceをご利用の場合>
※ テキストフレームアイテムに出力するSalesforce項目に改行が含まれる場合、関連 ナレッジ「改行が含まれる Salesforce 項目をテキストフレームに適用させたい」を 参照の元、改行コードの置換を実施ください。
≪手順例≫
1. テキストフレームアイテムを配置します。
2. テキストフレームに渡すデータを格納するためのフィールドを配置します。
このフィールドの [印字桁数] または [データ桁数]には、データを格納するのに十分な桁数を指定してください。
このフィールドの印字が不要な場合は印字領域外へ移動させてください。
3. 「1.」のテキストフレームアイテムを選択し、[プロパティエディタ] - [文字列] のボタンをクリックします。
4. [文字列編集] 画面下の [フィールド] で「2.」のフィールドを選択し、[追加] を押下し、[OK] で確定します。
≪特徴≫
・データの出力がテキストフレームの範囲を超えたタイミングで改行するため、文字サイズやフォントによって改行のタイミングが変わります。
・禁則処理や文字装飾が可能です。